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春、桜の花びらが、あなたの肩に留まった。
やがて、花が散り、新緑の葉が気持ちを和ます頃、
あなたの指が、ボクの肩に留まった。
夏、白く霧のように降りかかる雨の中で、あなたの白い素肌は怪しく輝く。
いつまでもまさぐり合う唇。
長い髪から雫が一つまた一つ。
時が過ぎて行く。
秋、紅葉の間を抜けてこぼれ落ちるやさしい日差しに、
秋の深まりをいっそう感じる。
何となく絡ませた指と指の感覚が。
あなたの指がボクの唇をなぞった。
冬、雪起こしの雷が鳴り響くと心がざわめく。
風が山を越えて渡ってくる。
ガラガラ〜〜〜 雷鳴が轟き、激しい雪が降る。
あなたに差し掛ける傘を巻き上げ、粉雪が降りかかる。
雪と雪の間に美しい煌めきが見える。
飛び込んでくるあなたの体を受け止めて、そのまま時が過ぎて行く。
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